整備記録3:車検取得の珍道中♪その2 『検査時のボケ具合』
検査の段階でも天然ボケをかましたお間抜けな話♪

まぁ、なんだかんだで検査のために陸運支局の車を持ち込むわけなんですが、その前に書類はもとより、それに関して必要な代金を職場に立て替えていただいたわけなんですが、必要になったのは以下の金額

・自動車重量税:25200円(車両重量1000kg以下のため)
・自賠責保険 :    (自家用乗用車25か月分、こちらは職場が代理店なので職場への支払い。それも給料日に♪) 
・検査費   :1400円(小型乗用車持込検査の場合)
以外だったのが、自動車重量税。
カタログ上での車両重量が1005kgとなっていたので1001kg〜1500kgの37800円必要かと思って一時抹消登録証明書を確認したらば1000kgジャスト♪
書類を見る限り、記載変更したと言うわけでもなく、(←その場合、書類の型式指定番号と類別区分番号が空欄となり備考欄にそれらの数字と共に記載変更された旨とその内容、及び数値が記載される)途中で仕様変更でもかかったのだろうか?
まぁ、安くなった訳ですから、文句もあるわけ無いですし♪

で、搬送車に載せていざ出陣♪

整備振興会で諸費用の支払いを済ませ、ヘッドライトのテスターを掛けて貰う際に、移動の際、ふとした違和感が・・・

・・・ホーンボタン、マーク付いて無ぇんじゃね?!

ハンドルが純正なんで、全く気がつかなかったんですが、確かに付いてないし・・・それも、全部のボタンが・・・
それ以前についてた形跡すらないのはどうよと。
それ以前に、前のオーナーの社長さん、このまんまで車検通ってたって言うし・・・
かといって、これから戻ってホーンのマークをつくって張る時間も無ければ、いい加減なものだと不合格になるし・・・
(近年の保安基準の改正でいい加減な補修を行なったものは不合格となったため)
とにかく、駄目元で行って見るべと。

初夏のまぶしい日差しのすがすがしい朝、検査場は閑散としており、検査ラインに入る前の外観検査、物珍しそうな顔している検査官に車を見せ、一通りのチェック(灯火類、ワイパーの作動、車体番号とエンジン形式の確認)のあと、室内の検査において、やっぱり、というか当然というか、ホーンボタンについて言われました。

昭和48年10月以前の製造ですからマークは無くても問題ありませんよ♪

知らんかった・・・・・・・orz(←アンタほんまに自動車検査員資格持ってんの?)

とまぁ、しょっぱなのボケでつかみはオッケー!!
じゃなくて、こんなに古い車なんてやった事無い・・・いや、処分してくれと入ってきて、書類がそろってたからと社長が貰ったベンツはもっと古かったか。(←マテや)
とまあ、アホな事を考えつつも、検査ラインで一通り検査を行い、すべて一発で合格♪
下回りの検査を終え、最後の検査印を頂いた際、検査官の方はこういいました。(←うろ覚えですが・・・)
『綺麗な車ですね。とても大事にされたいたようですね』
ここで思わず余計なことを言うわたしゃ
『ええ、譲ってもらったばかりの私の車なんです』
とおもわずのたまってしまいまして・・・
『大事にしてください』
若い検査官の方がそう仰ってくださったのは今でも忘れられません。

で、書類を支局の窓口に提出し、記載する部分の必要事項を聞き、書類を纏め上げ、、車検所とナンバーを交付してもらい、ナンバーを取り付け、封印もしてもらい晴れて乗り出すことが出来たわけですが、ところがこれで終わりじゃなかった。
その日の午後から別の車の車検を受けにいったわけなんですが、こっちは排気ガスが引っかかった・・・。
ケンメリでさえも難なく通過したと言うのに・・・ましてや最近の車なんだから、引っかかるはずが無いと思い、数値を見れば規定値内。
検査官を呼ぼうとしたら、テスターに張り紙が・・・よく読んでみると

平成17年7月より、テスターの合格数値を従来の昭和53年規定値から
平成9年以降の規定値に変更いたします。
平成9年以前の車で不合格判定が出た場合、
検査官に申し出てください(以上の文要約してます)

ふ〜ん・・・・
まてよ・・・・・・・・・・
と、言うことは・・・・・・・・・・・・・

昭和48年式のケンメリが新基準値をクリアしてたって事か!!

まぁ、キャブの調整も当然排気ガステスターで濃度を確認しながら行なってたものの、今の電子制御の車と違って、バラつきはあるだろうから、引っかからないか気にしなかったわけでなかったけど・・・

・・・いいんだろか? 、

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