購入後の顛末その1:車検取得の前準備♪
まぁ、買ったからといってもすぐに乗り出せるわけがなく・・・まずは現状確認♪

 さて・・・

早速手に入れたら各部をすぐさまチェック・・・といいたいところですが

流石に仕事ほっぽり出してそんなことすれば
怒られるのは明白で・・・

当然その日のお仕事を終わらせなければアキマヘン。
とにかく、もう手に入れたわけですから、あせる必要も無いですし、はやる気持ちを押さえつつ、仕事にはげみ・・・
就業時間が終わるとともにさっさとリフトに上げました。
具体的には、一時抹消されてますのでまず車検(新規登録も含めて)を行なうことが前提となりますので、
(そりゃナンバー付いてない状態で乗り回した日にゃ免停食らうのがオチですし。)
法定24ヶ月点検に沿って整備することになりますが・・・

あか〜ん・・・ボンネットが、あか〜ん・・・

・・・・・って、しょっぱなからこれかい。(シャレにあらずっつーかシャレにもならんわ・・・)

ボンネットオープナーのワイヤーが固着しかかってたのがここに来てとうとう駄目になったようで・・・
このままでは埒があかない為、フロントグリルを外し、直接ロックを解除、いきなり出鼻をくじかれたものの、苦労したのはそこだけで、シャーシ自体も損傷は勿論、錆びも全く無いといって良いほどの程度の良さ。(これでもかというほどシャーシオレンジが塗らさっていた為)他に気になるところといえば・・・

エンジンルーム
・エンジンからの異音(低回転時やアイドリング時のみ、カラカラと聞こえる小さい音)
・クラッチマスターシリンダーのリザーバ・タンク内の液が真っ黒け
・ヘッドカバーのつなぎ目からのオイル漏れ
・アクセル・ワイヤーのロックナット部の先端が割れている
・バッテリーの寿命が尽きかかっている上にバッテリーの下にトレイでなくカーペットが敷かさってる

下回り
・排気音がやかましい(付け替えたマフラー本体と接合面からの排気漏れ)
・サイドブレーキの引き代が多すぎ
・トランスミッションのオイル漏れ(下の画像参照)

まあ、具体的にはこんなところで、ほかにはこちらの画像を見ていただくとして

車体下部前側
シャーシオレンジの塗装がところどころハゲとりますが・・・
車体に腐りは見られません♪
同じく車体下部後ろ側
ステンレスのマフラーが浮いてる・・・
もっともこのマフラー、ニスモ製・・・(何用なんだろ?)
エンジンルーム、エアクリーナーケース(別名フライパン)
およびヘッドカバーを外した状態
すいません、分解前の画像撮り忘れました・・・
外したヘッドカバーの裏面
パッキンが老化してオイル漏れを起こしている上に
一見スラッジで真っ黒け・・・に見えますが
この車の場合内部の仕切り板がねじ止めなので・・・
ヘッドカバーを分解すると割りと綺麗
で、洗浄してみますと・・・
このようにアルミの地肌がでてきます。
オイル管理がいい証拠です。
オイル管理が悪いと茶色い汚れがこびりついて落ちません
こちらはキャブレター周辺
バキューム配管のホースが劣化して割れてます
最も、交換は容易なので他のホースを含め交換しましたが
ミッション後端にシミが・・・
オイルシールの劣化により漏れてきています
とはいえ、垂れて来るほどではないですが

車検取得に絡んで今回行なった整備は法定24ヶ月点検(ブレーキ系統分解点検、清掃とブレーキフルード(作動油)交換を含む)とともに
・各油脂類、及びエンジンオイルエレメント交換(ただしサーモスタットの到着が間に合わないためクーラントのみ後日交換)
・ボンネット・オープナーケーブル交換
・トランスミッションオイルシール交換
・ファンベルト交換
・スパーグプラグ、ディストリビュータコンタクト・ポイント交換
・ヘッドカバーパッキン補修(パッキン自体メーカー廃盤により欠品のため液体ガスケット使用)
・バルブクリアランス調整、基準値に調整
・リヤブレーキクリアランス、及びパーキングブレーキケーブル調整
・リヤマフラー接合部排気漏れ、溶接修理

以下の部品メーカー廃盤(カッコ内は対策方法)
・リヤマフラー(JASMAのプレートが付いてたので上記のように溶接しなおしてそのまま)
・ヘッドカバーガスケット(上記と重複ですが液体ガスケットにて対処)
・アクセルワイヤー(ねじ山の固定位置を破損していない奥にすることで対処)
・リヤリーフスプリングブッシュ(ガタとかは無く、消耗品として交換するつもりだったので今回はそのまま)

今回は日産直属の部品販売会社に部品を注文したものの、やはり欠品や部品番号に変更があったりして発注自体スムーズに行かなかったうえ、見付からない部品は一般の部品商に社外部品(メーカー純正以外の部品のことで実際はメーカーの元受業者が自社ブランドで販売してたり、専売メーカーが製作している部品。純正部品よりも供給が安定していたり、価格が安い場合もある)を問い合わせたものの、すでにカタログ落ちしており、在庫も無いというケースも見受けられました。

メーカー系の部品販売会社の方に聞いたところ、現存台数があるGT系の部品はいまでも供給してるものが多い反面、4気筒車の場合、ほとんど在庫のみで、特にG型エンジン搭載の前期型の場合、L型搭載の後期型と互換性が無い部品はかなり厳しい状況、との事でした。

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