欲しいと思ったきっかけ
何でまた?とお思いかと思いますが、平たく言えば昔からの憧れです。

最初に断っておきますがこのページは文章のみになりますのでご了承をば・・・

 さて、まず最初に書くべき事と言えば、このことに尽きるわけですが、

何でケンメリなの?ほかにもいい車あるだろうに・・・

とまあ、そう思う方も居られる事と思います。実際言われたこともありますし。

まぁ、平たく言うと、小さいころからの憧れ、であり、クルマ好きになったきっかけ、この一言に尽きます。
今となっては漠然とした思いしかないんですが、当時ケンメリが現行のころ、親戚だったか家族ぐるみで親しかった親の友人だったか、遊びに来て皆様そろって夕食してたとき、TVから流れていたブルーメタリックの前期型ハードトップのCMをみたからだと思うんです。
好きな色もあの車両と同じ濃すぎず、薄すぎずのブルーですし♪
そしてそのとき、その場にいた誰だったか覚えてませんが青い色粘土でそのCMと同じ形に作ってもらったクルマをみて、車に興味を持ったんでは・・・と今となっては思います。
家の親いわく、このころからスカイラインと喚いてたそうですし・・・

それから少し、時が過ぎ、小学校に入る前くらいのころ、函館に移り住み、近所の方が車関係の仕事をしていたことから、いろんな車のカタログを頂いて、当然、と言うかなんと言うかケンメリのカタログも頂いて、穴が開くほど見ていたのを思い出します。

もっとも、ほんとに穴が開いたのか、はたまた家の親がクルマ馬鹿になるのを懸念してかいつの間にか、カタログぜ〜んぶ処分されてましたが・・・

ちなみに、私が住んでいたところは田舎な所為か、以外に実物をほとんど見る機会と言うものがなく、唯一、近所にたった一度だけブルメタの4気筒のハードトップのデラックスが駐車していて、ずっと見ていたのが唯一、ですかねぇ。まあ、後にそれを製作したのですが。

まあ、その後はお決まりのパターンで、トミカから始まったクルマ趣味も、いつしかプラモデルに移行し、(最も、あまり買ってもらえなかったのは『Profile』を見ていただいてお分かりかと思いますが・・・)免許を取ったら絶対に買うと決め、自分でいじることを考え、メカニックの道に進んだのは言うまでもなく・・・しかし現実はかくも厳しくどえらい時間が掛かりましたが・・・

また、ケンメリなら何でもよかったか、と言うと、勿論そんなわけは無く、最低限の条件は、
1:基本的には改造歴の無いこと(チューニングするつもりはないし速さを求めるならR32のタイプMを買ってます)
2:ボディに致命的な損傷や腐食が無いこと(ボディは替えが効きませんし修理するにしても錆び対策をきちんとやらないとまた錆びてくる)
3:出来るだけオリジナルの状態を維持していること(欠損部品を注文しても製造中止で入手不可は十分考えられるので)
また、個人的にサーフィンラインは基本な人なのでGT-R仕様は勿論オーバーフェンダー仕様は公認済みでもパス。(←あくまでも私個人の好みの問題ですのでオーナーの皆様、ご了承願います)
GT-Rはいうまでも無く購入対象外。(あまり好みではないと言うのもありますが、仮に無理して買ったとしても維持できないのは明白ですし)

で、希望としては、(あくまでも希望、ですから)
・前期型であれば2000GT-X、もしくは1600デラックス
・後期型であれば2000GTX-ES、もしくは2000GTX-E
ハードトップでマニュアルミッションなのはいうまでも無く、色は前期ならブライトブルーメタリック、後期ならシルバー、あるいはダークブルーが希望なんですが、そもそも、30年近くも前の車でおまけに改造のベースにされた車両が多く、しかもどういうわけか市場に出てるのはGT-R仕様ばかり・・・というよりGT-R仕様しかないのか?と突っ込みたくなる始末。って冷静に考えたら、雑誌にでてくるケンメリって、GT-Rばっかり・・・。神格化されてるのはわかるし、すごい車なのは存じてますけど、だからと言ってそればっかりじゃぁいい加減食傷気味にもなりますし、はっきり言ってそれしか能がないのか!!と突っ込まずにいられないこのヒネクレモン。最近こそ他の車も出てくるようにはなりましたので溜飲は下がりましたけど。
まぁ、GT-Rにあこがれると言う気持ちこそわからないでもないですけど、もしかしたら、現存してるケンメリの2ドア、一番数が多いのはGT-R仕様じゃないんだろうか・・・。
ここまで数が多いと拒絶反応も示したくなりますわ。勿論私個人としての考えであって、GT-R仕様を否定するつもりこそありませんし、その仕様を気に入って乗っている方々に対してとやかく言う筋合いだって私にはありません。そのことは誤解のなきようお願いいたします。
色々と雑誌やネットで見ては見てもオリジナルの個体なんて滅多なことで市場に出てこないし、あればあったで手が届く値段ではないですし・・・逆を言えばそれだけ程度がいいという証明なんですけど、それでも素性のわからない中古車、買おうとしても回りから猛反対食らうのは目に見えてるし。
特に4気筒モデルなんて不人気なのかまずお目にかかれない。とにかく、今の車の話が出てきたこと自体、奇跡以外の何者でもないと思っています。

実際、購入に関しては別項を見ていただくとして、購入するまで、周りからも反対意見が多く、新車買って長く乗ったほうが良い!と言う意見もありました。
確かに今のクルマからすれば、さまざまな面で劣っているのは最初から承知しています
。でも、今まで仕事でさまざまな現行車に乗ってきましたが(と言っても高が知れてますが)はっきり言って、今の収入じゃ、仮にローンを組めたとしても買えるのはせまっ苦しい一時代前のセダンへの反動からか、無意味に室内空間ばかりとって無駄に図体でかいだけのミニバンもどきばかり・・・ほしいと思わせる車が無く、実際乗ってみてもどうにも運転している実感がわかず、しかも、今の車は故障を調べるにしても、制御関係は専用のテスターが無いと原因特定もままならず、整備性も悪く、しかも部品もモジュール化されており、直すにしても部品交換以外手たでがなく、その部品もアッセンブリー化されてて高価、最近のメカニックが『チェンジニア』と言われてる位ですし、新車の保障が効く間はそれでも良いですが保障期間が切れてから故障が起こったときのことを考えると手間と工賃が馬鹿にならなそうですし、それなら新車を乗り継げば、と言われるのがオチ。
実際、新車かって3年後の償却価格を月割りにして考えると結構な額になるし仮に10年乗るとしても、元を取れるかどうか・・・と言う以前に、好きで買った車で無い以上嫌気が差してロクに手入れもせずに乗りっぱなしでこわれてもめんどくさくなってそのままほったらかすであろうことは目に見えてるし、それ位なら廃車寸前の軽4で十分。というか今までそうでしたし、今の勤務先への距離を考えたら徒歩でも通勤できますし自転車でも十分。
必要ならレンタカーを借りればいいんですし。

実を言うと、当初はもう少し金をためるために10月の車検切れで軽4を処分して、来年の春まで車なしでも十分だろうと思っていたんです。当時の時点では予算が足りないのは明白でしたし、無理してローン組んで買うよりも金銭的な余裕も見たほうが良いだろうと思ってましたし、もし、仮にほかの人に売られたなら、それはそれで、あきらめざるを得ないことですし(まあ、かなり悔やんで尾を引くのは間違いなかったでしょうけど)中古車は所詮は縁物であり見付かるかどうかはあくまでもご縁、買えなかったら縁が無かった、とあきらめざるを得ないですし、今回、購入できたのも、縁があったと言うことでしょう。たぶん・・・

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